色彩検定1級受験の皆様を応援② (明度表編)

PCCSトーンごとの【色の明度表】を作ってみよう!

エリニャベス
今回は「明度表」を作ってみるわ!
全てを一つずつ覚えるのはとても大変だけど、表にしてみるとわりと流れとして覚えられるわよ♪

にじまる
今回は細かく表の作り方を載せてみた
明度を覚えるのに決まりの表などはないので、自分で覚えやすい表を作るのも大賛成だ
ただ・・・

 

ここ数年、いえ、私が知っている「2015,2016,2017,2018年」の過去問には、明度表の暗記が必要な問題は出題されていません
しかし、過去には出題されていたということと、覚えておくと実践で役に立つということがあるので表の作り方をアップするに至りました
ですので、一生懸命覚えたけど出題がなかった・・・・ということがあっても後々役に立つと思ってくださいね

 

まずは表の枠を作ってみる

 

 

こちらが今回使用する明度表です

問題集を参考に、エクセルで作成しました

上に小さい表、下に大きな表があります

これは、上がvトーンで下がそれ以外になっています

vトーンのみ色相が24色あるので分けてあります

左端にトーン名、その隣に彩度を記入する欄があります

その隣から明度を書き込む欄になります

明度を書きこむ欄の一番左が、そのトーンの中でも一番明度が高い色相と明度を書くようになっていて、右に行くほど明度が下がります

文字で説明するとピンとこないと思うので、実際に書き込んでみましょう

 

色相番号を書き込みましょう

 

PCCS色相環はこのような図でしたね

そして、この色相環は明度が高い色相ほど上になり、明度の低い色相ほど下にいくという決まりでした

これはどのトーンでも同じです

色相で言えば8:Yが一番明度の高い色になります

なので、明度表には最初にこう記入します

 

 

一番左の大きな枠は「8」です

そして、「8」が一番明度が高く、そこを頂点に徐々に明度が下がっていくように表を作っていきます

なので「8」のひとつ右には色相環で「8」の両隣に位置する色を記入します

vトーンでは「7」と「9」ですから上部の表には「8」の隣の2段に分かれた上下の欄に「7」と「9」、それ以外は偶数になるので下部の表には「8」の隣の2段に分かれた上下の欄に「6」と「10」と記入します

つまり、上下に分かれた欄に書かれた色相の明度は同じということです

 

その法則でどんどん右を記入していき、一番右の一つ手前でストップです

vトーンもそれ以外のトーンも色相が「16」と「24」になりましたか?

そうなったら、残りの色相は全て同じ明度になりますので、一つのところ・・・つまり一番右の欄に全て入れます

これで明度表の色相の部分は完成です

 

 

トーンを書き込みましょう

 

次はvトーン以外のトーンを表に並べてみましょう

 

私はこのような配置で並べました

➀高彩度領域 上が高明度、下が低明度

②中彩度領域 高明度順

③低彩度領域 高明度順

多分この順番で並べたほうが覚えやすいと思います

青いラインをひいた部分が彩度領域の分けめです

 

いよいよ明度を書きこみます

 

ここからやっと明度を記入していくわけですが、私はそれぞれのトーンの一番低明度の明度、つまり表でいうと一番右に記入する数字を基準に覚えました

この、一番低明度の明度をトーン図と照らし合わせた図が下です

手書きでかなりいい加減ですが、明度で配置するとトーンはこのような感じになります

 

 

 

こうしてみると、vトーンは明度が少し低めですね

この図はオマケなので覚えなくても良いのですが、だいたいのイメージとして捉えてください

 

各トーンの最低明度を覚える

 

私が実際覚えたのはこちらです

 

 

簡単なトーン図の中に、そのトーンの中で一番低い明度の数字を書きました

この11個の数字を覚えるのも大変なので、赤で囲ってある場所をまず覚えます

そして自分の中で勝手に作った法則で覚えていきます

その法則がこちらです

 

 

青く囲った数字(b、sf)は同じ

緑で囲った数字(v、d、g)は同じ

これで8つの明度を覚えました

そして最後はこちら

 

 

p+を1.0下げたらltg

dpを0.5下げたらdk、dkを0.5下げたらdkg

これで全てのトーンの低明度の数字を覚えました

この数字を最初の表に記入します

 

 

記入するのは表の一番右の部分です

この部分を書き間違えると台無しなので、ここはしっかり慎重に書き込みます

この数字を基準にして、左の明度を書いていきます

 

vトーン明度の書き方

 

 

まずはvトーンです

vトーンの一番低い明度は3.5

そして基本0.5ずつ明度が上がっていくと考えます

例外が赤い枠と青い枠の部分です

この後も同じですが、赤い枠の部分は明度が変わりません

つまり同じ数字が入ります

青い枠は1.0上がります

vトーンを見ると、3.5から始まって0.5上がって4.0

その次は赤い枠なので4.0のまま

次は0.5上がって4.5、ここから青い枠まで0.5ずつ上がります

6.0の次は青い枠なので1.0上がります

そこからは0.5ずつ上がります

赤い枠の位置と青い枠の位置を覚えたら、あとは0.5ずつ数字を上げるだけです

 

vトーン以外の高彩度領域明度の書き方

 

続いて高彩度領域のvトーン以外です

こちらも基本0.5ずつあがり、青い枠の部分は1.0上がります

 

 

 

中彩度領域明度の書き方

 

次は中彩度領域のトーンです

中彩度領域はdk以外は全て0.5ずつ上がります

dkトーンの赤枠の部分の明度は上がりません

 

 

 

低彩度領域明度の書き方

 

最後は低彩度領域です

低彩度領域は明度変化が少なくなります

p+以外は一番高い明度と一番低い明度の差が1.0しかありません

変化があるのは色相番号22と24の間、4(12)と6(10)の間です

p+のみ色相番号6(10)と8の間で0.5上がります

 

 

 

仕上げは彩度

 

最後にそれぞれのトーンの彩度を書き入れます

彩度領域を揃えて記入したので、彩度もほぼ揃います

このような感じです

 

 

覚え方としては、vトーンは一番彩度が高いのでPCCS表色系で最高彩度の9s

その他の高彩度領域は一つ下がって8s

中彩度領域はlt+以外は5sで、lt+は「+」がついているから一つ上がって6s と覚えると覚えやすいです

低彩度領域はp+以外は2sで、p+は「+」がついているから一つ上がって3s といった感じです

7sと4sはないです

 

あとはひたすら覚える

 

何度も表を書きながら覚えました

明度表はエクセルで作り、しばらくそれに書き込んでいましたが、検定本番ではエクセルで作成した表は持ち込めないので、途中から線を引くことも練習しました

なるべく丸暗記の部分を減らし、自分なりの理屈をつけましたが、結局暗記しなければいけない場所は必ずあります

そこはひたすら覚えるだけです

近道はありません

覚えるだけです

 

 

最後に

 

冒頭にも書きましたが、明度表が必要な問題は私の知る限り4年程出題されていません

ですので、絶対覚えないとまずいです!

とは言えません

しかし、色に携わることをするのであれば、あると便利な知識です

こんな覚え方もあるよ

ということを、頭のどこかに入れておいていただけると嬉しいです

 

応援しています

頑張ってくださいね!

 

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