
この記事のもくじ
緊急なのでサクッとサラッと!にじまるが頑張ったことを教えます!

とても慌てているのね

もっと早く「色彩検定を独学で合格した私の検定記録をアップしようと思っていたのだけれど、なかなか時間がとれなくて・・・

せっかく独学で合格したのにその方法を伝えられなかったらにじまるの経験はゴミと同じよ!
しっかりしなさい!!

いや、しかしね、だから1級受験をお考えの人に、まずは2次で私が頑張ったことだけでも伝えようと思っているのだよ


頑張るから!
エリニャベスちゃん、許して・・・

2次は時間との闘い
2次試験はとにかく時間が足らなかったという話をよく聞きます
ひねった問題が多いうえに、切り貼りがあるためなかなかペース配分が難しいと感じるようです
私は時間、余りました
考えなければいけない部分に時間を割けるように、自分の中で
覚えるもの
慣れるもの
を徹底的にペースアップする努力をしました
問題形式に慣れる! 問題集
私はほとんど「問題集」を利用しません
問題集を買うなら過去問をさかのぼって買いまくります
1級1次で初めて問題集を購入しましたが、ほとんど使いませんでした
出題形式が一致していないと出題形式に慣れるということができないからというのが購入しない理由です
色々な検定試験を受験してきましたが、問題集を購入したのは一度だけです
しかし、色彩検定1級2次試験はとにかく手当たり次第集めました
過去問も問題集も本当にお金の続く限り集めました
実技 というものが未経験だったので、とても不安だった・・・
というのも大きかったです
過去問は、色彩検定協会様の公式HPで購入することができますし、アマゾンなどでも購入できると思います
私は直近の3年分を購入しました
それと、2次は実技でカラーカードを使います
私は4冊以上購入しました
とにかく慣れだと思ったので、カードは本当に毎日毎日切り刻みました
そして、今回の検定試験ではどうかわかりませんが、通年は1級2次の最初はマンセル値のカラーチップを適切な場所に貼る問題が出題されていました
過去問のカラーチップを過去問に貼りつけてしまうと2回目ができなくなるので、問題をカラーコピーして何度も練習しました
が!
コピーをすると色味が変わってしまい、私的には失敗でした
結局過去問を使用し、カラーチップを貼らないで何度も問題を解く、という方法をとりました
人によって識別しやすい色相が違うので、自分はどの色相がどのようにズレて見えるのかがわかると、苦手な色相の問題が出題されても正解しやすくなりますよ
自分の目の傾向をざっくりとでもわかっていれば、考える時間が減ります
そんなことも含めて、全体の出題形式や特徴を掴むためにも、過去問は絶対に外せませんよ
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こちらは1級の過去問です
問題集は「色彩活用研究所」からは毎年発売されていますが(2021年現在)、1級2次の問題集はものすごく種類が少なく、ほとんど出回っていません
そしてネットで探してもだいたい中古です
根気よく探してみてください
運が良ければ見つかります
ただ、そんな状態なので、中古なのにものすごく高いです
ご購入を検討している方は頭の隅に置いておいてください
私はハンドスピードを上げるためとひねった問題のひねりかたに慣れるために、問題集をコピーしてやっていました
意味も覚える! 慣用色名
3級、2級の検定を受験された方は、慣用色名を一生懸命覚えたと思います
1級2次は、更に一生懸命になってください
どういうことかというと、
慣用色名の意味や由来も覚える
ということです
例えば2次では過去、このような感じの問題が出題されています
・3色配色で、その色に近似した色(pccs)を下記から選び、他の2色は明度のグラデーションとして配色しなさい
この例文は過去問そのままではありませんが、このように慣用色名を「意味」から答えさせるという問題も過去にはありました
そして恐ろしいことに、ここで間違えるとここでの設問が全滅する可能性が高いということです
だいたい7問くらいでしょうか・・・・
全体の問題数が少ないので、7問不正解はかなり痛いです
なので、慣用色名は本当に完璧にしておかれた方が良いです
そして、ここで考え込むと時間がなくなります
時間との闘いなので、そういった意味でも頑張りましょう
私は単語帳を作っていつでもどこでも少しでも時間が空いたときに覚えていました
こんな感じです
おもてに意味や由来、裏に色名、色、PCCS値を載せています
表の意味や由来を見て、裏の色名やPCCS値を答える・・・ということを延々やっていました
試験には、色彩検定3級、2級のテキストに記載されている慣用色名からしか出題されません
マンセル値からPCCS値への変換にはいくつかの方法があります
1つ目は、自分の目で公式テキストを見ながらPCCS値を探る方法
2つ目は、ネットに載せてくださっている方の変換表を利用させてもらう
私は二つともやってみました
で、最終的に使った単語帳はどうかというと
2.過去問で出題された色名は、過去問の正解の色番号で覚える
3.他は近似しているPCCSカラーカードを探して色を決め、公式テキストをコピーした色の隣に貼る
このような感じで色を決めて覚えました
色を決める時は、系統色名を参考にしました
例えば「ピーコックグリーン」は「あざやかな青緑」なのでv14など
あ、あと、マンセル値をピッタリPCCS値に変換するのは難しいです
なので、色相をまたぐような微妙な色などは迷うと思います
そのようなときは、自分が近いと思う色を決めれば良いと思います
過去問では、PCCSの値は選択肢から選ぶ形式になっているものがあります。
たとえば「ウルトラマリンブルー」の色を選ぶ場合、系統色名は「こい紫みの青」とあります
普通だと「こい」はdpで紫みの青は19です
でも、奇数のカラーカードがあるのはvのみなので、この選択はできません
こういう時は、選択肢から近似値を探すことになります(というかだいたいそうなります)
そんなとき、選択肢に「dp18」と「dp20」が一緒にあることってほぼないと思って良いでしょう
「dp20」と「dk20」が選択肢に並ぶこともないと思います(正解がウルトラマリンブルーではないときには並ぶ可能性はあるかもしれません)
つまり「ここ!」ではなくて「ほぼここ!」がわかっていれば大丈夫だということです
また、「鶯色」に近似した色をPCCSから選んで……のような問題の場合で「鶯色」が、d10なのかg10なのかdk10なのか迷ってしまった場合でも、問題文に何かしらのヒントが隠されているものです
「鶯色」に近似した中間色低彩度の……とか、「鶯色」に近似した色をAにし、BとCはAと暗清色のグラデーションになるよう……など、
あ!ということは!
というような、なにかヒントがあるはずです
しかし、「ほぼここ」がわからないと結局わかりません
「ほぼここ!」をわかるためには、やはり色をしっかりと覚えることです
慣用色名は2次のキモになる部分です
手を抜いたら受かりません
頑張ってください!
切ってリングを通すと単語帳にできる【慣用色名⇔PCCS変換表】他、お役立ちグッズ&にじまるのプチポイントなどを詰め込んだnoteを作成しました!
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迷う必要がなくなるまで徹底的に覚える! トーンイメージ
ここも、出題されたら一つ間違うと6問くらい失います
トーンイメージとは、PCCSのトーンがそれぞれに持つイメージのことです
トーンのイメージは沢山あり、どのイメージで出題されるかわからないので、全て覚えました
例えば「伝統的な、円熟したイメージの・・・」
などといった形で出題されます
私はこのように、それぞれのトーンのイメージを一つずつバラバラにしてランダムに並べ、トーンイメージの横にトーンを書き込む欄を作って黙々と覚えていました
先ほどの表を広げるとこんな感じです
一枚の紙に4つ載せて1つずつやります
次はトーンイメージの順番を変えてまた一枚印刷してそれをやりました
これでトーンイメージからPCCSトーンをすぐに答えられるようになりました
色彩検定1級2次試験は問題数が少ないうえ、設問の最初の一つを間違えると後の問題が全滅します
その【最初の一つ】を間違えない為にここまで完璧に覚えるのです
配色イメージは今年は出るのかな?
色彩検定1級の新テキストに、配色イメージが載っていませんでした
ここがゴッソリ削除されたなら出題はないと思いますが、2級、3級の新テキストに移行しただけであれば出題される可能性大だと思います
出題傾向としては、キーワードから配色イメージを選択し、その配色イメージの範囲内で質問の指定色を選び配色する
というものです
例えば
・選んだ配色イメージに対応する配色傾向を選ぶ
・配色傾向の中からトーナル配色で1.本体の色は〇〇、2.はその中で暖色、3.は1と2とは違う〇〇の色で1.2.3は全て違うトーン
のような問題が出ます
配色イメージ、配色技法、読解力などが複合して出題されるかなり難易度が高い問題です
しかも、配色イメージがわかっていないとこちらも全滅の可能性大です
これは問題に慣れるのが一番だと思います
まず、配色イメージの名前と配色イメージの図を覚えるのは大前提です
私が気を付けたのは、配色イメージの色相とトーンの範囲です
例えば「ロマンティック」で配色をするとします
問題の指定が「有彩色の中で一番明度の高い色」だと、選ぶカードはp6+です
p8+ではないですよ
なぜなら配色イメージで見ると「ロマンティック」の範囲は24~7までです
有彩色で一番明度が高いのは8:黄ですが、範囲に8はないので7になります
「ロマンティック」のトーンはペールトーンとライトトーン
それを考えると、カラーカードにp7+はないのでその次に明度の高いp6+になります
また「ロマンティック」で配色するとして
問題の指定が「一番明度の高い色」だと、選ぶカードはWです
なぜなら「ロマンティック」の配色イメージは無彩色のGy-8.5~Wまでは範囲内です
そうなると、一番明度が高い色は白になるので、選ぶカードはWです
このように、かなり文章がひねくれて・・・いじわるな・・・ひねった問題ですので、問題に慣れることが必要です
ハンドスピードを上げる!
覚えるものを覚えたら、あとはもうハンドスピードを上げるしかない!
早く綺麗に切れて、早く綺麗に貼れるよう、カラーカードを切り刻みました
カラーカードは199aを使うことはわかっていたので4冊(もっとあったかも)購入し、1つは問題集用、あとは過去問用にしました
問題集は問題が多いので良いのですが、過去問は問題が少なく、使うカラーカードも当然ながら偏ったなくなりかたをします
正解のカードを選べば同じカードがなくなるのは当たり前ですよね
なので、過去問はあとのカードを使いまわしました
そしてカードが少なくなってきたらハンドスピードを上げる用にして、問題の形式に沿った形に手早く切れるようひたすら切ってました
ルーズリーフに貼って貼って貼りまくってました
私の場合は、スティックのりを立てておいて、切ったカードをのりにこするようにしてのりを付けて貼っていく方法で手早く貼ることができました
はさみも使い慣れたものを持っていきました
自分なりの方法があると思いますので、見つけてみてください
ハンドスピードに時間をとられるのはもったいないので、息抜きの時にでもサクサク切ってみてください
まとめられないですが



2次は問題数が少ない
それは、一問の配点が高いということ
そして、問題が連動していて、一つを間違えると残りの問題5~7問くらいが全滅してしまう
だから、その「一問目」の答えとなる部分は完璧にしておかなければいけないんだ
そのためのポイントになるもののお話をしたよ

とても良いお話を聞けたと思うわ
でもね・・・
まとまってない



色彩検定については、なんとか体験記を上げていきたいと思っているよ
それではまたね!
お力になれれば幸いです
頑張ってください
応援しています!
にじまる