

今回は色彩関係の検定試験ではないんだ。
日商簿記3級検定試験に合格したので、記録というほどでもないけれど、にじまるの奮闘記を載せておくよ。
受験のきっかけ
にじまるは個人事業主です。
なので、毎年確定申告を行わなければなりません。
開業してから数年、もちろん行なってきましたが、会計ソフトに頼りきりのうえ、自分が打ち込んで印刷されるものがなんなのかもよくわからず申告していました。
いい加減、これではいけない!! と思い、簿記を勉強しようと思ったのです。
日商簿記検定とは?
簿記は、企業の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
企業の活動を適切、かつ正確に情報公開するとともに、経営管理能力を身につけるために、簿記は必須の知識です。
受験日……6月、11月
受験料……7,850円(税込)
2021年11月検定合格率……10.2%
2級
受験日……6月、11月、2月
受験料……4,720円(税込)
2022年6月検定合格率……26.9%
3級
受験日……6月、11月、2月
受験料……2,850円(税込)
2022年6月検定合格率……45.8%
受験会場……商工会議所
※2級、3級はネット受験もできます(ペーパー形式の検定試験の前後は休止期間になります)
申込方法は各商工会議所によって異なります。
お近くの商工会議所を調べてみてください。
にじまるの勉強方法
さて、日商簿記3級を受験することに決めた私。
方法は、まずは独学でやってみようと思い、早速情報を集めました。
すると、簿記検定は2022年4月から問題の形式が変わったとのこと。
ネットで情報を集めても、
形式が変わったので直近の問題集を購入するように!
過去問を見る時は変更後かどうかを確かめるように!
と注意書きがあったので、まず最新のテキストを購入しました。
テキストは、問題集と一緒になった
これを購入しました。
ちなみにこのテキストは、ネット形式の模擬試験プログラムや仕分けアプリもついています。
はじめは「借方、貸方」もわからなかった私。
サラッと読んだところで軽く絶望感を味わうのですが、ここで負けてはいられません。
テキストの1つ分のケースを読んで問題を解く、を繰り返し、ある程度まできたところで、
あれ?イケるんじゃない?
と、謎の手ごたえ。
いよいよ申し込み!
その時点で、会場受験よりも早く受験できるネット受験をしようと決め、受験日を決めてますますやる気を起こす方法に出ました。
テキストを購入してから試験日までの期間は14日間。2週間です。
ネットで検索し、無料でとった過去問4回分もコピーして何度もチャレンジ。
「まぁ、この調子なら受かるんじゃないかな?」
もちろん勉強は全力でやりましたが、根拠のない自信があったことも事実です。
申込方法は受験会場によって違います。
私の場合は、会場に直接電話で申し込みをしました。
申込後も黙々と過去問を解き続け、自信をつけていきました。
ネット受験 本番
そして検定日を迎えました。
私の地域のネット受験会場はパソコン教室でした。
会場で受験料を払い、本人確認等を済ませパソコンの前に座り、基本情報を打ち込みます。
全ての入力が済んだらいよいよ試験開始です。
結果は……
不合格
合格点70点に対して59点という、勉強不足とおごりが目に見える結果となりました。
仕訳が甘かったこと、財務諸表の計算間違い、補助簿は全滅(問2が0点)……
本当に全てがダメでした。
恥ずかしくて印刷することもできず、逃げるように帰ってきました。
悔しい。
悲しい。
ここで更にギアが上がりました。
にじまるの勉強方法 リベンジ!
・全く分からなかった補助簿と帳簿の締め切りをテキストで復習
・問題集を更に購入
・問題集の答案用紙をコピーし、一日3回分やる
・問2は、面倒でも仕訳をちゃんとやって問題を解く
これに気を付けて勉強しました。
新たに購入したのは
これです。
はじめに購入したテキストと同じシリーズの方が説明がブレないかなと思い、同じシリーズにしました。
9回分の問題があって、一日3回分。
10周以上はやったはずです。
満点を取れるまでには至りませんでしたが、実際自分が時間をかけて日々の業務を行なうには十分の実力がついたのではないか。
自分なりに(それなりに)理解が進んだと思ったので、改めて受験を申し込みました。
ネット受験 リベンジ!
前回と同じく受験料を払い本人確認をし、席に座り必要事項を打ち込んで試験スタートです。
試験終了時間になると、自動的に終了になります。
今回はギリギリまで見直しました。
そして結果は
合格することができました!
90点(第1問と第3問は全問正解)という、私にしては出来過ぎの点数での合格。
努力の成果が形としてあらわれるのは嬉しいですね!
合格証書は?
ネット受験の場合、結果はその場で画面上に表示されます。
そして、会場の担当者に結果を印刷していただき(上の画像です)持ち帰ります。
画像に表示しきれていませんが、この紙にQRコードがついていて、そこから合格証書を印刷することができます。
自宅でプリントアウトした合格証書がこちらです。
感想
今回は色彩とは関係のない検定試験でした。
自分の業務のために受験しましたが、日々のお金の流れの把握やまとめの重要さを改めて感じる良い経験になりました。
そして、自分がいかに数字が苦手かということを思い知らされた検定試験でもありました。
この知識を、今後の業務に活かしていきたいなと思いました。