カラーの検定試験のいろいろ(デジタル色彩士検定編)

 

色彩検定、色彩士検定、カラーコーディネーター検定のことを教えてもらったエリニャベスちゃん

にじまる
どんどん紹介していくよ
つぎは「デジタル色彩士検定」だよ!

エリニャベス
・・・
色彩検定、色彩士検定、デジタル色彩士検定・・・
もう!
似たような名前ばかりで混乱しちゃう!

にじまる
はははは、そうだね
でも、きちんと違いがあるんだよ
くわしくはホームページを見てほしい
ここでは概要を説明しようね

デジタル色彩士検定

プチ情報
・試験は毎年1回 1月
・1級は2次試験あり
・公認指導者研修 5月

受験料
・3級・・・8,000円
・2級・・・10,000円
・1級・・・12,000円
・公認指導者・・・別途設定
(公認指導者については、デジタル色彩士検定のホームページをご覧ください)

にじまる
【全国美術デザイン教育振興会色】が行う
色彩士検定が美術・芸術系・・・つまり
「物体色中心」の検定なのに対し、
【カラーイメージ協会】が行う
デジタル色彩士検定は「デジタル色彩」
つまり、「光源色」を基本にした知識、
配色を学ぶ検定試験だよ

それでは各級の詳細をみていきましょう

 

3級
どんな検定?
パソコンでの受験です
よって、パソコン操作ができること、決められた日時にパソコンから試験会場にログインできることが条件です

3級はパソコンが使えれば誰でも受験可能です
上級を狙う場合、いきなり上級を受験することはできません
必ず3級から順番に受験することになります

試験レベルとしては

基本的なデジタル色彩の知識と配色能力を中心に試問。

とHPに記載されています

試験時間
90分

受験時期
毎年1月
(併願はできません)

合格ライン
段階的採点方式が一部採用されています
(段階的採点方式=解答によって異なる配点がなされる)
知識、演習、応用の3部門で設定されている基本点数を上回ることが合格ライン

公式テキストはこちら

3級、2級の検定試験はここからの出題です

 

2級
どんな検定?
パソコンでの受験です
よって、パソコン操作ができること、決められた日時にパソコンから試験会場にログインできることが条件です
いきなり2級からの受験はできません
3級合格が、2級受験の条件になります
試験レベルとしては

広範にわたるデジタルカラーコーディネート(配色)ができる能力と専門色彩知識を中心に試問

とHPに記載されています

試験時間
90分

受験時期
毎年1月
(併願はできません)

合格ライン
段階的採点方式が一部採用されています
(段階的採点方式=解答によって異なる配点がなされる)
基礎 、知識、配色手法、色彩デザインを順に解答し、合格にはそれぞれ3部門ので設定されている基本点数を上回ることが合格ラインです

こちらはサブテキストです

3級、2級の検定試験に必ず必要というわけではありませんが、学びを深めるために持っておいても良いと思います

 

 

こちらはトレーニングテキストとイメージチャートです

これも必ず必要というわけではありませんが、余裕があれば購入すると良いかなと思います

 

 

1級
どんな検定?
パソコンでの受験です
よって、パソコン操作ができること、決められた日時にパソコンから試験会場にログインできることが条件です

いきなり1級からの受験はできません
3級、2級の合格が、1級受験の条件になります

試験レベルとしては

高度な色彩計画が実施できる能力、色彩戦略の立案ができる能力を中心に試問。

とHPに記載されています

試験時間

1次試験・・・正味時間30分
2次試験・・・小論文
3次試験・・・プレゼンテーション

受験時期
1次試験・・・毎年1月(パソコンによる入力方式)

2次試験・・・毎年2月 1次試験合格者のみ(小論文提出)
3次試験・・・毎年3月(?)(プレゼンテーション)
※各ステップに合格しなければ次のステップへは進めません

合格ライン

ホームページに記載なし

まとめ

エリニャベス
「デジタル」なだけあって、パソコンで受験するのね
お家で受験できるのは魅力的ね!
でも、1年に1回しか試験がなくて、上級の試験をいきなり受験したり併願ができないなんて・・・
ストレートに合格しても1級まで2年以上かかるのね

にじまる
そうだね、確かに時間はかかってしまう
しかしそれは試験の質とレベルを下げないために、あえて厳しくしているそうだよ

色は電磁波であるという視点からのデジタル色彩の配色、色相環を使わない学習など、今までの検定試験とは違うデジタルでの実践的な勉強ができる検定試験だよ
詳しくはデジタル色彩士検定のホームページを見てみると良いよ

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